ヘリタンスカンダラマ

シーギリヤロックしか知らないままきて、メンターにスリランカにきた、というと
ジェフェリー・バワの建築のホテルに泊まるといいよ。
とのこと。
 
ヘリタンス・カンダラマの存在を知り、そのまますぐにやってきた。
 
というのも、宿泊体験の凌駕、そのものの変化や気づきがある、というのだ。
それは、価値がありそうだ。
 
ということで、一番良い部屋のデラックスに2泊、なんと447$も使って泊まったのだ
決済にして、62000円ほど。とんでもない出費だが、どうなることやら。
 
コロンボから近くの街まで、バスで移動することに。
C1ホステルからの移動は、その辺にいたトゥクトゥクを捕まえると300ルピーといって移動し始める。
ロータスタワーを紹介したりし始めて怪しいなと思っていると案の定よくわからないところで停められた。他のバスのところは800という。
嫌になって降りて、その辺の人に聞くとついてこい、といいつつよくわからない説明をした。
 
結果他のドライバーを拾って、300に交渉。結果600かけての移動となった。uberしか勝たんな。
いうて240円なので、大した出費ではないものの、バックパッカーにしたら大きなものだ。
今から6万のホテルにいくけど。
 
で、バスステーションで15番のところでバスに乗り込み待機。エアコンつきで快適だ。人が揃うまでなんと1時間ほどまっての出発。11時くらいだったのに、出たのは12時すぎだった。
15時くらいにすんなりと到着して1600ルピー。
650円ほどか。安い。
そこから降りて昼飯を探しているとトゥクうんちゃんが店を案内してくれた。
BBレストランみたいなところでカレーを食う。どれも、400とか600ルピーで現地の人が手で食うようなレストランだった。
近くの店でサンダルも400ルピーで購入した。安い!
バナナラッシーは300ルピー。
 
ラッシーを飲みつつ、トゥクウンチャンに見るだけのために移動なんやでーと言いつつ、移動。この人はいい人だった模様。ごめんな。
 
で、1日目、迎えてみて。
 

自然

自然との融合具合というのは、まだ肌にビリビリきていないのだが、扉の前、そしてバルコニーと自然がそのままドカンとあるのは圧巻だ。
調和をしながらの宿泊、自然をそばに感じられるというのは素晴らしい。そして何よりも規模感。
小さなホテルがぽつんとある、ということではなく、質素で、それでも豪華な雰囲気と厳かさがあり、そのバランスが素晴らしいものなのかな、と感じ始めている。
 
6万円という金額に引っ張られるがゆえに、まだなんだかなじんでいないものの、徐々に明日、感じとれるといいなと思っている。
 
たしかに、家具の違和感というが、阻害するものがない、その自然さ、シンプルさがすごいのかもしれない。
というのも、あまりに溶け込みすぎて、何が特徴なのか、はっきりと掴めていないところが、良さにあるのかも。
 
インフィニティプールも、みうずみがそのままプールとつながっているような、身近に、自然がやってくるような、そういう良さがあるのかも。
シンガポールのは映えのようなものがだが、
バワの建築はそうではなく、いかに溶け込むか、隔たりをなくすのか、という観点で作られているように思う。
吹き抜けているような設計や、解放感、そのままのつながり、導線。
そういったところに着目するべきかな、と感じている。
 
歩いてみて思うのは自然がそのまま剥き出しにあること、ヤモリがそのままいる、そんな感じ。
一枚板のように設計をされていて、岩と湖の間に、綺麗にすっぽりとホテルをはめこんだような、溶け込んだようなものになっている。
それは、人工物という感じではない。
 
スリランカにそれがある、というのも素晴らしいなーと思う。街の建物と大きく異なっている。
しかし、C1ホテルはそう思うとかなり洗練されていたホステルでもあるなと思う。
スリランカのホスピタリティ、海外からのお客の流れ、そういったところで、レベルが高いのも多いのかもしれない。